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むし歯の予防処置「シーラント」とは?

こんにちは、加古川市加古川町本町の山脇歯科医院です。今回は主にお子様を対象としたむし歯予防処置である「シーラント」についてです。シーラントとは、下の写真のように、乳歯の奥歯や生えて間もない6歳臼歯(永久歯)の溝の部分をプラスチック樹脂で埋めることで、奥歯の溝に汚れが着くのを防ぐための処置です。特に生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱いですが、その後、唾液中のカルシウムなどを吸収して年月とともにだんだん強くなっていきます。唾液中のカルシウムなどを吸収して強くなっていく過程において、虫歯にならないようにシーラントを行います。また、奥歯は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所ですから歯の溝を埋めてしまうことで汚れが溜まりにくくなり、虫歯になってしまうのを防ぎます。そして、シーラント剤にはフッ素が含まれており、副次的な作用で歯質の表面を強化する効果も見込めます。シーラント治療をした場合4年以上で約60%の虫歯予防効果があると研究の結果で証明されています!

乳歯の奥歯や6歳臼歯が生えたら早めに「シーラント」を行いましょう!

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