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小児矯正装置の例
こんにちは、加古川町本町の山脇歯科医院です。
今回は、小児矯正に用いられる装置の例を二つご紹介します。
1.拡大床
拡大床は、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りない場合に、あごを拡げてスペースを作る装置です。
永久歯が生えそろっていないお子様は、まだあごの骨が成長過程で柔らかい状態なので、拡大床を使用
して少しずつあごを広げていきます。拡大床には取り外し式と固定式のものがあり、お子様の状況によって
使い分けています。
2.アクティブプレート
アクティブプレートは、取り外し式のプレートに歯を押すための弾線を付けて、上の前歯の部分的な受け口の
矯正治療に使用する装置です。受け口のままの状態では、下の前歯が上の前歯に当たって上の前歯を前に
押し出すことができませんので、奥歯の咬む面もプレートで覆うことで、咬み合わせを上げた状態にして
前歯を前に移動するためのスペースを作ります。