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歯列矯正では動かした歯の位置をキープする「保定」も重要です
歯列矯正後、何もせずにそのまま放置すると、歯は少しずつ元の位置に戻ってしまいます。
このことを「後戻り」といいますが、「後戻り」を防ぐためにはリテーナーと呼ばれる
保定装置を装着しなければなりません。
インビザラインでは、下の写真のようなリベラリテーナーというマウスピース型のリテーナーを使用します。
「後戻り」は歯列矯正終了後、半年間が最も起こりやすいとされています。
したがって、この期間はリテーナーを一日20時間以上装着していただきます。
その後は、動いた歯に新たな骨の添加が行われて歯の状態も安定していきますので、
徐々に装着時間を減らしていき、最終的には就寝時のみの装着となります。
リテーナー装着後、2年を経過するまでは、定期的な通院をしていただき歯の状態を
確認させていただきます。定期的な来院の間隔はドクターが歯の状態を確認した上で
決めさせていただきます。
リテーナーの使用期間は、2年程度ですが、2年ほど経過して問題がなければ、定期的な通院は
終了となります。
2年経過後も2~3日に一度の間隔で就寝時にリテーナーを装着していただくことによって、
保定の効果を持続させることが可能となります。